2014年8月7日木曜日

アメリカの歯医者

とうとう、アメリカの歯医者に行きました。

歯は日本にいるときから定期的に診てもらっていて、出発前にきちんとメンテしてから来たのですが、慢性のストレスと体調不良で、眠っていた獅子が起きてしまったようです。

三日前ほどから奥歯の歯と歯の間に、3mmほどのぷくっとした歯茎の膨れを感じました。
そういえば、少し前にも同じような感覚があって、しばらく忘れていたのですがそろそろマズそう?

Webで見たら、歯茎の膨れは重大なことになるかもしれないから、すぐに歯医者に診てもらえとありました。

以下に医者にかかるまでのプロセスを書きます。’だいたいの感想としては、歯医者の機械装置が立派なのに驚きました。治療費はとても高いです。


1)保険の対象になる歯医者を探す

アメリカでお医者さんにかかるときは、自分の保険を扱ってくれる医者か確認します。
私はAetna DMO という保険プランに入っていますが、保険が安い分、扱ってくれる歯医者がとっても少なくて困りました。同僚に歯医者を紹介してもらおうと思ったところ、聞くところ聞くところ、どこもプラン外です。結局、口コミなどで調べて University Dental Association という医療機関と、個人経営の歯医者の二か所に絞り込み、個人経営のほうが夏休みだったので、医療機関のほうにかかることにしました。


2)Primary Dentistを指定する

わたしの保険プランでは、Primary Dentistに指定しないと保険が適用にならないようです。
通常だとWebで登録してひと月ほどかかるそうですが、そんな時間はありません!
がんばって電話して、FAXで急いで手続きしてくれるようにお願いしました。


3)アポを取る

英語で言うべきセリフを用意して、緊張しながら電話で予約をとりました。

最初に電話したときに保険の適用があるか確認したところ、Primary Dentistの指定に時間がかかるけど大丈夫かと聞かれました。(聞いてくれてありがとう。)そこで一度電話を切って、保険会社に(2)について問い合わせて、もう一度歯医者に電話をかけなおしました。

予約は一番早くて2週間後で、初診の際は問診をして、レントゲン等を撮って、そのあとアポを取りなおす。。。とのこと。(そんな時間はない。。。)歯茎が腫れてしまっているのだけど、もう少し早く診てもらえないかと聞いたら、緊急なら明日の朝空いていると言われました。

「緊急」だと治療費が高くなるかという不安もあったけど、翌日お願いすることにしました。電話口で、名前、生年月日、保険番号、保険会社、症状などを伝え、あとからメールで送られてくる問診票を記入するように言われて無事に電話終了。

問診票、合意書、免責など。。。なんというかわからないけど、いろんな書類が25ページも届きました。内容は、過去の病歴や心臓病、アレルギーなどを問うもので、リストされている病気の名前などほとんどわかりません。忍耐の続く限り辞書と格闘して、根が尽きた部分はすべてNoにしました。。。


4)歯医者に行く

どきどきしながら歯医者に行きました。

待合室にいると、アシスタント?のシンディーが来て、歯医者椅子のあるお部屋に通されました。「How are you?」って普通に聞かれたけど、医者に来ていてGoodなわけはなく。。。

問診のあと、局所のレントゲンとデジカメ撮影。カルテはすべてコンピュータ上にあって、X線画像もその場ですぐに見られます。しかもレントゲンの装置は診療のお部屋にあるのですね。

かみ合わせのレントゲンだけは別の部屋に移動してとりました。日本では座って撮影だったけど、アメリカは立ったままのようです。

レントゲンを見て、治療済の個所などをカルテに入力していると先生がきました。

根のほうが炎症を起こしているようなので、神経を取る治療をしないといけないそうです。
ショック。

もともと虫歯を治した歯ですが、わたしはストレスがたまると歯ぎしり(くいしばり)をする癖があるので、体の抵抗力の低下とともに症状が出てきてしまったものと思います。

歯茎のチェックなどをして、最後に治療計画書にサインして終了。

シンディーがクリーニングのアポも取ってくれたので、そのあと別の部屋の衛生士のところに行きました。クリーニングは保険で全額カバーされるけど、フッ素を塗るのは自費$25だそうです。


5)支払

支払はHSA(Health Saving Account)のカードで支払いました。
今回はすべて保険でカバーされる内容だったので、Copayの$5 のみです。
治療計画書によると、次回の診療からは高い費用がかかります。
レシートを保存するように言われたので大切に保管。Webにアップロードしないといけなかったかもしれないのですが、なにしろWebに問題があって詳細が見られず、保留中です。


6)処方箋

今日のアドベンチャーは歯医者に行くまでのみならず、処方薬をゲットすることにまで及びました。

アメリカでは、処方薬は薬局で買います。
(後で聞いた話だと、薬局によって薬の値段も違うそうです。)
メジャーなドラッグストアならどこでも買えることなどを病院で丁寧に教えてもらい、一度車をマンションにおいて、近くのRite Aid (ドラッグストア)に行きました。

初めてなので保険証を見せて、お医者様でもらった処方箋を渡し、待つこと10分で用意ができました。このRite Aidのお姉ちゃんの英語はとってもわかりづらかったけど、なんとか薬がゲットできました。

7)薬のキャップ

薬のキャップが回しても回しても開かない。。。 よく見たらPush & Trun(蓋を押しながら開ける)タイプのキャップでした。
ドラッグストアで使い捨てにするような入れ物なので、Push & Turn してもなかなか開かなくてイライラします。

2014年8月6日水曜日

そろそろおうちに帰ってもよいですか

 

わたしは東京に帰りたいのです。
そろそろおうちに帰ってもよいですか。

神様は、必要な時に必要なものを与えてくださいます。
そのためには努力をしないといけません。

神様は、乗り越えられない試練はおあたえになりません。
どうしても乗り越えらえないときはくぐればいいそうです。

アメリカの田舎町で一人で生活するのはしんどいです。
毎日きちんと会社に行っておりますが、ハッキリ言ってやることがありません。
お給料も安くなりました。
降格ではなく、Cost of Living を考慮した修正といいますが、
シャーロットの生活はちっとも安くないし、むしろお金がかかります。
仕事も、下っ端の仕事ばかり。
なんのためにこんな遠くで苦労をしているのか。

一年の辛抱と思ってなんとか暮らしています。
「もうだめ」と思うと、どこからともなく助けが来ます。
助けがなければすべてを投げ出してとっくに帰っていたのにと思います。

でも、助けてくれた人も、一人また一人とどこが遠くにいってしまいます。
一番お世話になっている方も今年の10月まで。
クリスマスとお正月、寒くてさびしい冬を一人で過ごすのかな。

新しいお友達を作ろうとしているのですけど、難しいです。
日本人ではなくて地元の友達を作りなさいといわれました。
この土曜日には頑張って人と知り合いに行きます。
お友達、できるかな。

東京で働ける仕事の募集があったので、昨日応募をしました。
どうかな。年も若くないしダメかな。
このポジションだったら、堂々と日本に帰れるように思うのです。
「負け犬」で「逃げ帰る」のはいやだけど、そうだから仕方ないけど、
なんとか良い道がないかと探しています。

社内で東京に戻るのは難しいです。
東京に帰っちゃえば何かしら仕事はあるのだろうけど、
会社を辞めてこちらの生活を一人で片付けるのは大変だし、
どうしていいかわからないのです。



2014年8月5日火曜日

アメリカのポリスは格好いい


アメリカのポリス(警官)は格好いいです。

夏は半そで短パン。公園を自転車でパトロールしている姿を見かけますが、乗っている自転車が白いマウンテンバイクのような仕様で様になります。女性もいます。

ただ、アメリカのポリスはけっこうこわい。。。というか、ポリスの持っている銃が物体としてこわい。昨日は朝の通勤電車にポリスが乗ってきました。体格のいい人が、腰にしっかりと銃を据えているのです。それだけで十分に威嚇されませんか。近くに立っていたので、目は銃に釘付けになりました。日本のお巡りさんが持っているような銃よりなんだかがっちりして、いかにも強そうですね。

シャーロットのCTCバスターミナルの付近は、平和なアップタウンで唯一というぐらい、あまり雰囲気のよくない場所ですが、ポリスがたくさんいます。先日はCTCの電車の駅にポリスが5-6人ぐらい集まっていました。見回りのブリーフィングのような雰囲気でしたが、ポリスが集まっているとそれだけで圧倒されます。格好いいので写真を撮りたいと思ったのですが、怒られたらこわいのであきらめました。

後日です。
今日も電車にポリスが乗っていました。「Special Guard」と書いてあったので、警官とは違うのかもしれません。CTCの隣のConvention Centerの駅にもPoliceが二人立っていました。治安維持のためにいるのかもしれませんね。ポリスはいるだけでも、価値があると私などは思います。ただ、二人とも携帯に夢中だったので、なにかあってもすぐには助けてもらえないかも。